
商品は「商品力=集客力=売上高」の因果関係と、「単一商品・複合商品」の比較で見ていきます。
前述したように現代はモノが余っている時代で、ありとあらゆる商品が氾濫しています。また、高齢化や環境汚染の問題から「健康と美」に関するニーズが急速に高まっていることを受けて、市場にはまさにほう玉石混合の様相で様々な健康関連商品が出回っています。つまり、時代のニーズに合った商品戦略は既に常識なのです。類似商品があふれた市場でどいういう差別化戦略で競争優位を確立しようとしているのか、主宰会社の「経営努力」がもっとも大事な判断材料となります。
この視点でのチェックポイントは「他社の追随を許さない製造技術と特許」「最新鋭の製造技術の継続的開発」「世界的権威や専門家の研究開発・製造への関与」「ユーザー本位の研究開発が企業理念」などの有無です。特にデータやわかりやすい資料などで自分が良さを納得できる商品であれば、ほかの人にも説明しやすいです。
一番手っ取り早いのは、自分で試して良いと思える商品です。感動体験を自分の言葉で伝えられるような商品なら、ほかの人にも勧めやすいでしょう。
提供されている商品が時代のニーズを先取りし、それが広く受け入れられ、売上が伸びているかを確認します。この時「安心」「安全」「機能」などの商品特性だけに偏ることなく、ライフサイクル(商品寿命)のタイミング(時流)がこれから成長期に入ろうとしているか、商品価格が登録料も含めてリーズナブルかなどを総合的に判断します。どんなに立派な能書き(有効成分や効能効果)があっても、その商品に集客力(支持率)がなければ組織が作れず、ビジネスとして成立しないことになります。
単価の高い耐久品か、比較的安い消耗品かの選択ですが、一回のお取引でしたら単価の高い耐久品のほうが、その分売上も高くなりマージンが増えるため有利になります。但し、一度購入してしまったら何年かは不要になりますから、次々と新規に購入してくれる人を探さなければなりません。一方、消耗品の場合は繰り返し購入してもらえる可能性があり、かつ、商品単価的にもほかの人に勧めやすく、商品が良ければそれをきっかけにほかの商品に拡充していく可能性があるため、長い目で見たら売上につながると言えます。
商品戦略には一つの商品(単一商品)に特化した会社と、いくつかの商品を組み合わせて(複合商品)扱っている会社があります。 単一商品は商品特性が覚えやすいというメリットがあります。使われている原材料、その安全性、有効成分の機能特性や含有量、品質などを覚えるのは、商品を伝えるディストリビューターにとって当然の義務と言えます。商品がワンアイテムに絞られていれば、その特徴は誰にでも比較的簡単に説明することが出来ます。これは、結果的に集客力につながります。
反面、セールトークが単調になりがちです。これを回避するためには、商品が求められる社会的背景、実際に出ている体験談や感動などを知識として身につけながら、新たな切り口を模索していく必要があります。
複合商品の場合は、様々な人たちの多数の商品で多様なニーズに対応できるというメリットがあります。商品アイテム数は多くても、ヘルスケア、パーソナルケア、ホームケアなどのいくつかのカテゴリーに分類されているのがほとんどです。しかも、日常生活で毎日使う消耗品の場合が多いので、とくにターゲットを絞り込む必要もありません。いま使っているものをより安全で安心な商品へのブランドチェンジを勧めることで、愛用者を募っていけます。シャンプーや歯磨き、化粧品など毎日使う日用品を「集客商品」としてまとめることができます。また、その人が必要として使い続けるやや高額なサプリメントなどは、売上を伸ばせる「収益商品」として位置づけることができます。これもメリットと言えるでしょう。
但し、様々な商品の勉強をしなければならないとか、何をメイン商品として勧めればよいのかという複雑さを克服しなければならないことがデメリットになってきます。系統立てた商品説明をするためには、すべての商品を使いこなす必要があるわけですが、これも簡単に誰にでもできることではありません。戦略を立てて少しずつ体感していったり、グループで勉強会を開いたりして攻略していく必要があります。
商品のチェックポイントはこちらです。自分がビジネスを行いやすいと思える商品かどうか、総合判断してください。